
夫婦でマイホームを購入する際に人気の「ペアローン」。
私も夫と結婚したとき、祖母の家をリフォームするために約2,000万円のペアローンを組みました。
でも今、私たちは離婚を検討しています。
「ペアローンで家を買ったのに離婚したらどうなるの?」「売却できる?」「名義変更は可能?」と、不安で夜も眠れませんでした。
同じように悩んでいる方に向けて、調べたこと・専門家に相談して分かったことを整理してシェアします。
関連記事:ペアローンはリスキー?夢のマイホームが悪夢にならないために知っておくこと
ペアローンと離婚|仕組みをまず理解しよう

ペアローンと離婚|仕組みをまず理解しよう
ペアローンとは、夫婦それぞれが住宅ローンを契約し、お互いが連帯保証人になる仕組みです。
つまり、離婚しても契約は消えず、それぞれが自分のローンを返済し続ける義務があるのです。
👉 「離婚=ローン解消」とはならないので注意!
ペアローンで離婚したときの4つの選択肢

ペアローンで離婚したときの4つの選択肢
実際に「ペアローン 離婚 どうなる」と検索しても、正確な答えは人によって異なります。
私が専門家に確認して分かったのは、大きく4つの解決方法があるということです。
① 離婚後もそのまま返済を続ける
- 夫婦それぞれが返済を継続
- 住む人・出て行く人を話し合いで決める必要あり
- 元夫婦でローンを共有し続けるため、トラブルの火種になりやすい
② 片方が名義変更して引き継ぐ
- 夫または妻のどちらかが相手のローンを借り換え、一本化する方法
- 銀行の審査が必要で、収入・年齢・残債額などの条件を満たさないと不可
- 「ペアローン 離婚 名義変更」としてよく調べられる方法ですが、実現のハードルは高め
③ 家を売却してローンを完済
- 売却額 > ローン残高 → 完済してスッキリ
- 売却額 < ローン残高 → 差額を現金で補填(オーバーローン状態)
- 「ペアローン 離婚 売却」で調べる人が多いですが、現実的な解決策の一つです
④ 任意売却
- 売却額で完済できない場合に、金融機関の同意を得て市場価格で売却する方法
- 債務は残るが、競売より条件が良いケースが多い
- 「ペアローン 離婚 任意売却」という選択肢も現実的にあり得ます
ペアローン離婚の注意点

ペアローン離婚の注意点
私が特に大切だと感じたポイントは次の3つです。
- 離婚しても返済義務は残る
- 相手が払えなくなると自分に返済請求が来る
(連帯保証のリスク) - 家の名義(登記簿)を必ず確認する
👉 「ペアローン 離婚 名義変更」や「ペアローン 離婚 売却」を検討する際は、この点を押さえておかないと後悔します。
まずやるべきこと

まずやるべきこと
私自身も整理中ですが、専門家からアドバイスを受けて最初にやったことは以下です。
- 金融機関でローン残高を確認
- 登記簿謄本を取得して不動産の名義をチェック
- 不動産会社に査定を依頼
- 弁護士やファイナンシャルプランナーに相談
「感情」ではなく「数字」と「契約」で判断することが、最終的に自分を守る方法です。
まとめ|ペアローンと離婚は早めの対応がカギ

ペアローンと離婚は早めの対応がカギ
- ペアローンは離婚しても消えない
- 選択肢は「返済継続」「名義変更」「売却」「任意売却」
- 多くの場合「売却で清算」か「片方が借り換えで引き取る」ケースが現実的
- まずは残債と名義を確認し、専門家へ相談を
✍️ 参考文献
💡 おわりに
「ペアローン 離婚」は多くの人が直面する大きな問題です。
同じ悩みを抱えている方は、まずは残債・名義・資産状況を整理してみてください。必ず解決の道は見えてきますよ。