店舗付き住宅を購入する際の流れと注意点|住宅ローンはどうなる?

「自宅兼店舗でお店を始めたい」「仕事場を家の一部にしたい」と考える方にとって、店舗付き住宅(店舗併用住宅) は魅力的な選択肢です。
しかし、通常の住宅購入とは違い、ローンや税制、将来の売却など気を付けるべき点がいくつもあります。

この記事では、SBIエステートファイナンスの記事(参考リンク)などを基に、店舗付き住宅を購入する際の流れやメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。


店舗付き住宅購入の基本的な流れ

店舗付き住宅購入の基本的な流れ

1. 住宅ローンが使えるか確認する

店舗付き住宅の場合、住宅ローンの対象になるのは「住宅部分」。
多くの金融機関では以下の条件を満たせば、建物全体に住宅ローンが利用できます。

  • 住宅部分の面積が 全体の50%以上
  • 店舗部分を 自己使用 する(貸す場合は不可)
  • 建物が 一体登記 されている

一方で、「フラット35」の場合は住宅部分の融資に限定されるため、条件に注意が必要です。


2. 融資実行〜購入

融資が承認されると、住宅ローンが実行されます。
住宅部分は住宅ローンの金利・税優遇を受けられる一方、店舗部分については融資条件が異なるケースもあるので、住宅ローンと事業用ローンを併用する場合もあります。


3. 税制・経費計上を検討する

  • 店舗部分のローン利息や維持費 → 事業経費として計上可能
  • 住宅部分 → 住宅ローン控除や固定資産税の軽減措置などの優遇が受けられる可能性

ただし、住宅部分が全体の2分の1以上であることが条件となるので注意しましょう。


店舗付き住宅のメリット

店舗付き住宅のメリット

  • 家賃が不要になり、コスト削減につながる
  • 通勤時間ゼロで家族との時間が増える
  • 店舗部分を貸せば 副収入が得られる 可能性
  • 光熱費の合算や経費按分による 節税効果

デメリット・注意点

デメリット・注意点

  • ローン審査が通常より厳しい
  • 一般住宅に比べて 将来的な売却が難しい(需要が限られる)
  • 用途地域や建築規制により、希望する場所に建てられない場合がある
  • 店舗部分の収益性によっては、銀行からの評価が低くなるケースもある

購入前に確認しておくべきチェックポイント

購入前に確認しておくべきチェックポイント

  • ✅ 用途地域で店舗付き住宅が建てられるか確認する
  • ✅ 住宅部分と店舗部分の面積比率を確認する
  • ✅ 住宅ローンでカバーできる範囲を金融機関に確認する
  • ✅ 将来的に売却・賃貸する場合の出口戦略を考えておく

まとめ

まとめ

店舗付き住宅は、

  • 自宅と店舗を一体化できる利便性
  • 節約・節税のメリット

がある一方で、

  • ローン審査のハードル
  • 将来の売却リスク

といったデメリットもあります。

購入を検討する際は、金融機関や専門家に早めに相談し、資金計画や出口戦略までしっかり考えて進めることが大切です。

👉 詳細は SBIエステートファイナンス公式サイト もご参照ください。


心カンパニーおすすめの周辺物件

【新築分譲住宅】4LDK 3,080万円! リーブルガーデン長沼町

ご希望の条件を選択して下さい(複数可)
物件種別 (売買)
路線駅
JR総武本線
JR久留里線
千葉都市モノレール
京成本線
エリア (市区)
千葉県
築年数
価格 ~ 
駅徒歩
間取り
面積 ~ 
条件・設備
(絞込み)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Fudousan Plugin Ver.6.2.0