旗本出身という異色の経歴を持つ浮世絵師・鳥文斎栄之。歌麿と並び称されるほどの人気絵師でありながら、これまで個展が開催されたことがありませんでした。
そんな栄之の画業にスポットを当てた初の個展が、2024年1月6日~3月3日、千葉市美術館で開催されます!
ボストン美術館からの里帰り作品や初公開の新発見作品を含む約160点の名品が集結。美人画、武者絵、役者絵など、多彩なジャンルを網羅し、栄之の多才な才能を堪能できます。
2月12日に行ってきましたが、思いの他お客さんがいました。
美人画が多く展示されていましたが、自分が興味を持ったのは、入館してすぐのところに展示されていた戦の絵でした。
戦の絵ではあるのですが、武者たちがなんだか可愛く見えて見入ってしまいました。しかも結構長さがあって見ごたえもある。
侍から浮世絵師になった経緯など説明文がありましたが、ちょっと混んでいたので全然読めなかったのですが、当時、どんな思いで転職されたのか、周囲からはどのような反応があったのかもっと知ってみたいと感じました。
他の階には鳥文斎栄之の絵だけでなく、他の絵師の絵もあるので、比較なんかも楽しめます。
見どころ
- 栄之の代表作「絵本太功記」全54図を完全展示
- 美人画、武者絵、役者絵など、栄之の多彩な画風を堪能
- 初公開作品やボストン美術館からの里帰り作品など貴重な作品も多数展示
詳細
- 会期:2024年1月6日(土)~3月3日(日)
- 休館日:1月9日(火)、15日(月)、2月5日(月)、13日(火)※第1月曜日は全館休館
- 時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 場所:千葉市美術館(中央区中央3丁目10-8)
- 料金:一般1,500円(1,200円)、大学生800円(640円)
- 主催:千葉市美術館
関連情報
- 千葉市美術館ホームページ:https://www.ccma-net.jp/
- 企画展特設ページ:https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-1-6-3-3/
この展覧会は、浮世絵ファンはもちろん、歴史や文化に興味のある方にもおすすめです。ぜひ、千葉市美術館で鳥文斎栄之の世界に没入してください!