2024年2月 消費者マインドは改善傾向！物価上昇への懸念は依然として根強い
2024年2月の内閣府「消費動向調査」によると、消費者マインドは前月比1.1ポイント上昇し、39.1となりました。これは4ヶ月連続の上昇となります。
日本の消費者マインドは改善傾向にありますが、物価上昇への懸念は依然として根強いようです。最近の報告によると、新型コロナウイルスへの感染懸念が徐々に縮小し、経済活動の再開が進む中で、消費はコロナ前の水準を回復したとされています。しかし、インフレが回復を損ねる可能性も意識されており、消費者物価は13年ぶりに高い上昇率となり、食料・エネルギーを中心に多くの品目で上昇が見られます。
また、消費者態度指数は、物価高を背景に低下傾向で推移しており、消費者マインドにも大きく影響を及ぼしていることが分かります。一方で、3月の「消費者マインド」は大きく上昇し、賃上げへの期待が後押ししているとの報告もあります。
このように、消費者マインドの改善と物価上昇への懸念は、日本経済において重要な要素となっています。今後も、これらの動向に注目が集まることでしょう。
各指標の動向
- 暮らし向き: 前月比1.1ポイント上昇し、37.6％
- 収入の増え方: 前月比1.1ポイント上昇し、40.8％
- 雇用環境: 前月比1.4ポイント上昇し、44.3％
- 耐久消費財の買い時判断: 前月比0.7ポイント上昇し、33.5％
物価見通し
- 1年後の物価は「上昇する」と見込む割合が9割超
- 最も回答が多かったのは「5％以上上昇する」(37.7％)
- 前月比で「上昇する」は0.4ポイント増加、「低下する」は0.1ポイント減少
ポイント
- 消費者マインドは改善傾向にある
- 物価上昇への懸念は依然として根
- い
- 雇用環境の改善が家計を支える
今後の見通し
- 経済状況や物価動向次第では、消費者マインドは再び低下する可能性もある
参考資料
その他
- 本情報は2024年3月5日時点のもの
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