令和6年地価公示:三大都市圏と地方圏で上昇が継続
国土交通省が令和6年(2024年)の地価公示を発表しました。全国2万6,000地点を対象に、同年1月1日時点の価格を調査した結果、以下の傾向が明らかになりました。
全国平均の地価動向
- 全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続で上昇しており、上昇率が拡大しています。
- 1月1日時点の地価変動率(全国平均)は、以下の通りです:
- 全用途平均:2.3% 上昇(前年比:1.6% 上昇)
- 住宅地:2.0% 上昇(同:1.4% 上昇)
- 商業地:3.1% 上昇(同:1.8% 上昇)
三大都市圏の動向
- 東京圏、大阪圏、名古屋圏では、全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続で上昇しています。
- 上昇率は以下の通りです:
- 東京圏:全用途平均 4.0% 上昇、住宅地 3.4% 上昇、商業地 5.6% 上昇
- 大阪圏:住宅地 3年連続上昇、商業地 2年連続上昇
地方圏の状況
- 地方圏でも全用途平均・住宅地・商業地のいずれも3年連続で上昇しています。
千葉県
この地価上昇のトレンドは、不動産投資家や開発業者にとって重要な情報となります。詳細な分析を通じて、今後の投資戦略を検討していくことが求められています。
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