✅ 「買えない人」には思考のクセがある。気づかず“損”している可能性も!

「家が買えない人の思考パターン」については、不動産業界でもよく話題になります。
もちろん事情は人それぞれですが、“購入に踏み切れない”人には一定の傾向があるのは事実です。
以下では、よくある「家が買えない(買おうとしない)タイプ」について、それぞれの特徴と注意点を具体的に解説していきます。
参考書籍 住宅購入で成功する人、大失敗する人 元大手不動産トップ営業マンの「不動産芸人」だけが知っている [ ぺんとはうす 世良光治 ]
🧠 家を買えない人の4つの思考パターン

① 【目先の損得】だけで判断するタイプ
「頭金がもったいない」
「引っ越し費用が高い」
「今買ってもローンが長くて損」
このタイプは“初期費用”だけに注目して、全体像を見落としがちです。
✔ 賃貸と購入の総支出比較(30年)
項目 | 賃貸(家賃10万円) | 持ち家(ローン月額10万円) |
---|---|---|
月額支出 | 10万円 | 10万円 |
30年合計支出 | 3600万円 | 3600万円 |
資産として残るか | 残らない | 建物+土地が残る(資産) |
→ 持ち家は支払ったお金が“資産”に変わる可能性があるのが大きな違い。
② 【疑いすぎ・慎重すぎ】で動けないタイプ
「本当に今が買い時?」
「不動産会社の話は信用できない」
「もっといい物件が出るかも…」
確かに慎重さは大切ですが、過剰な不信感や完璧主義は“タイミングを逃す”リスクがあります。
✔ タイミングを逃すとどうなる?
年 | 金利(例) | 月々の返済額(3000万円借入) |
---|---|---|
2020年 | 0.5% | 約79,000円 |
2025年 | 1.5% | 約103,000円 |
→ 同じ金額を借りても、金利上昇で月2万円以上差が出ることも。
“買うべきタイミング”を逃すと、あとから取り戻すのは難しいこともあります。
③ 【長期的な視点】を持てないタイプ
「転勤あるかもしれないし…」
「子どもができるかもわからないし…」
「老後のことはまたその時考える」
こういうタイプは将来設計がないまま、ずるずると“賃貸暮らし”を続ける傾向があります。
✔ ライフステージで住まいを見直すべき時期
ライフイベント | 適した見直しポイント |
---|---|
結婚・出産 | 間取り・教育環境・地域選び |
子育て中 | 学区・治安・交通アクセス |
子ども独立・定年 | バリアフリー・コンパクト住宅・資産活用 |
→ 未来の生活に合わせて住まいを“設計する”という発想が必要です。
④ 【「持ち家=高い」という思い込み】に縛られているタイプ
「家を買うなんて自分には無理」
「頭金が何百万円も必要でしょ?」
「ローンって大変そう…」
こうした先入観は、正しい情報を得れば覆せます。
✔ 実際はこう!
誤解 | 実際のポイント |
---|---|
頭金が必要 | フルローン(0円)で購入できるケースも多い |
返済が苦しい | 賃貸家賃と同程度の月額で購入できることがある |
諸費用が高い | 住宅ローン減税や補助金で一部カバーできる |
→ 情報不足が「買えない理由」を作ってしまっているケースも多いです。
🧭 自分に合った判断をするために

✔ 思考チェックリスト(あなたはいくつ当てはまる?)
- 頭金ゼロでは無理だと思っている
- 金利や住宅ローン控除の知識がない
- 今の家賃で将来も困らないと思っている
- 「今じゃない」と理由をつけて検討を先送りにしている
- 本当は買いたいけど怖くて動けない
☑3つ以上当てはまる方は、“もしかしたら損している”可能性あり!
✋ まとめ:「買えない」のではなく、「思い込みで買わない」人が多い

- 賃貸と購入の“本当の損得”を知らない
- 間違った情報や不安にとらわれてしまっている
- 将来のライフプランを描けていない
こうした傾向が、「買いたくても買えない人」をつくってしまうのです。
📌 最後に:正しい判断は、正しい情報から

「家を買う」ことは大きな決断ですが、
それ以上に“人生の選択肢を広げる手段”にもなります。
不動産のプロに相談することで、
・物件選び
・資金計画
・将来設計に合った提案
を通じて、あなたにとっての“損しない選択”が見えてくるはずです。
もし「なんとなく家を買わずにきた」という方がいれば、
この機会にぜひ一度、“買わない理由”を整理してみてくださいね。
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