「免許切替(外免切替)」制度が今、安全性の観点から大きな見直しを迫られています。
外国人による逆走や重大事故が相次ぎ、「免許取得のハードルが低すぎるのでは?」といった声が国民の間で急速に広がっています。
なぜ免許切替制度が問題視されているのか?

本来、「免許切替」は外国で有効な運転免許を持つ人が日本で運転できるようにするための制度です。
しかし、短期滞在の旅行者でも、ホテルなどを“住所”として登録することで免許取得が可能という点が大きな問題となっています。
主な懸念点
- 日本の交通ルールを十分に理解しないまま運転する可能性
- 滞在先を住所登録しても、事故時の連絡が取れないリスク
- SNSや動画で「日本の免許は一発合格」「練習不要」と拡散され、制度が軽視されている現実
関連記事 「一回で合格!?」日本の運転免許を狙う外国人が急増中!旅行者も取得可能な今、制度の見直しは必至?
こうした背景が、日本の交通社会に大きな不安をもたらしています。
【具体例】逆走事故でペルー国籍の男を逮捕、逃走も…

▼事件概要
2025年5月18日、三重県新名神高速で34歳のペルー国籍男性が逆走運転し、2台と衝突。さらにそのまま逃走するという悪質な事件が発生しました。
- 容疑者は「1台にしかぶつかっていない」と一部容疑を否認
- 警察は逆走理由や背景の捜査を進行中
- 目撃者によれば「雨でもないのにワイパーを動かしていた」など、外国人特有の運転ミスが示唆される証言も
さらに、この逆走によって別の4台が絡む玉突き事故も発生しており、高速道路上での重大事故として注目が集まっています。
世論は「制度の甘さ」に怒りと不安

この事件を受け、SNSやコメント欄には次のような声が殺到しています
- 「運転免許を日本人と同じレベルで厳格化すべき」
- 「逆走したら即免許取り消し+実刑で対応を」
- 「薬物や飲酒の検査も含めて再発防止を」
- 「外免切替は一時的な免許(例:1年更新の国際免許)にとどめるべき」
また、国際条約に基づく免許切替制度そのものに対して「誰がこの制度を緩和したのか調査すべき」という意見も出ています。
見直しが急務!専門家も制度改正を提言

名古屋大学の加藤博和教授は「旅行者による外免切替は想定外の制度運用。事故時に連絡が取れないなど制度上の不備がある」とし、「恒久的な住所を条件にするなどの見直しが必要」と述べています。
すでに国会でもこの問題が取り上げられており、制度改正の検討が進行中です。
免許切替は“安全第一”の再設計が求められる

外国人による日本の運転免許取得、いわゆる「免許切替」は、利便性と安全性のバランスが問われるフェーズに入っています。
今後想定される制度改正の方向性
- 一時滞在者への免許交付制限
- 外国人ドライバー向けの筆記試験・実技試験の厳格化
- 高速道路での運転ルール徹底教育の義務化
日本の道路をすべての人が安全に使うためには、「日本の免許は簡単に取れる」という誤解を正し、命を預かる資格としての重みを再認識させる制度改革が必要です。
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参考記事
三重・新名神逆走事故 ペルー国籍の男を道路交通法違反の疑いで逮捕 「1台にしかぶつかっていない」と容疑を一部否認(Yahooニュース/TBS NEWS DIG Powered by JNN)