
30代前半で家賃11万円を払い続けながらマイホーム購入を検討されているとのこと、今の住宅価格の高騰もあり、不安を感じるお気持ちはとてもよく分かります。
✅ 今後、住宅価格は下がるのか?

今後、住宅価格は下がるのか?
結論から言うと、今後も住宅価格が大きく下がる可能性は低いです。
● 理由①:建築費(資材・人件費)が下がらない
- 木材、鉄、断熱材などの資材価格は上昇傾向。
- 大工・職人不足で人件費も高止まり。
- これにより、新築住宅の価格は今後も高水準を維持する可能性が高いです。
● 理由②:土地価格はエリア次第で「二極化」
- 都市部や人気学区では地価上昇が続く。
- 一方で地方や不人気地域では下落もあり。
- 希望エリア次第では多少の調整はあるかもしれません。
✅ 購入を遅らせるとどうなる?

購入を遅らせるとどうなる?
30代前半であれば、住宅ローンを組むにはまだ有利な年代です。
住宅ローン返済開始年齢 | 完済年齢(35年ローンの場合) |
---|---|
32歳 | 67歳で完済 |
40歳 | 75歳で完済 |
45歳 | 80歳で完済(審査が厳しくなる) |
→ **ローンは早く組んだ方が「老後に負担を残さない」**という点で大きなメリットがあります。
✅ 無理して買うべきではない。でも「家賃は返ってこないお金」

無理して買うべきではない。
でも「家賃は返ってこないお金」
毎月の家賃(11万円) | 1年で | 30年で |
---|---|---|
約132万円 | 約3,960万円 |
→ 一方で住宅ローンの支払いは「資産になる」お金です。
✅ 子育て世代はどうしている?

子育て世代はどうしている?
実際に、最近の物価高騰の中でも子育て世代のマイホーム購入は増えています。
● 理由①:「家賃がもったいない」という実感
● 理由②:住宅ローン減税や補助金制度を活用している
- 【例】こどもエコすまい支援事業、住宅ローン減税、住まい給付金など
- 子育て世帯は優遇が多く、今のうちに動く方が有利なケースもあります。
✅ アドバイスまとめ

アドバイスまとめ
✴️「無理して今すぐ買う」必要はありませんが…
- 計画的に準備を始めることが大切です。
✔ こんな準備から始めましょう
- 年収とライフプランに合った資金計画の見直し
- 希望エリアの土地・物件相場を毎月チェック
- 住宅ローンシミュレーションをして返済イメージを把握
- FP(ファイナンシャルプランナー)相談を受ける
✅ 最後に

「子どもとの思い出を刻むマイホームで老後を過ごしたい」というお気持ちは、**家の価値そのもの以上に、大切な“人生の土台”**になります。
大丈夫です。焦らず、でも少しずつ前進していけば、きっと納得できる住まいと出会えるはずです。
📊 住宅価格 vs 家賃のイメージ図
項目 | 賃貸住宅 | 持ち家 |
---|---|---|
支払い | 家賃(返ってこない) | 住宅ローン(資産になる) |
支払総額(30年) | 約3960万円 | 住宅ローン3000万円前後 |
設備・広さ | 選べない/狭い | 自由設計/広めが選べる |
老後の安心感 | 退去リスクあり | 持ち家で安心 |
必要であれば、希望エリアの価格帯や、収入に応じた適正な物件価格の目安もお伝えできますので、お気軽にご相談ください。