変動金利の住宅ローンについて知っておくべきこと
住宅ローンを検討している方にとって、金利プランの選択は重要なポイントです。変動金利は、金利が半年ごとに見直されるプランで、他のプランに比べて金利が低く設定されています。しかし、金利が上昇すると返済額に影響を及ぼすことに注意が必要です。
最新の金利情報(2024年5月)
- 変動金利:
一部の金融機関で史上最低金利を維持しており、大手銀行の代表的な金利は0.375%となっています。 - 10年固定金利や35年固定金利はやや引き上げられており、フラット35(買取型)は1.830%に引き上がっています。
- 新規借入の場合、変動金利は年0.219%から始まり、借り換えの場合は年0.198%からとなっています。
メリットとリスク
変動金利のメリットは、低金利で借りられることです。しかし、金利が上昇すると返済額に占める利息の割合が増え、元金の減少が遅れる可能性があります。自身の返済計画や金利の動向を考慮し、適切なプランを選ぶことが大切です。
変動金利タイプ
- 変動金利: 年0.345%から年0.425%(店頭表示金利は年2.475%)1。
- お借入当初は「変動金利」でのお借り入れとなりますが、借入期間中でもお申し込みいただければ「固定金利」に変更できます。
- 借入期間中の金利変更は可能ですが、適用利率は変わりません。
固定金利タイプ
- 固定3年: 年1.06%から年1.14%(店頭表示金利は年3.84%)
- 固定10年: 年1.89%から年1.97%(店頭表示金利は年5.62%)
- 固定20年: 年1.73%から年1.81%(店頭表示金利は年5.62%)
- 特約期間中は金利が固定されます。特約期間終了後は、再度「固定金利」にするか「変動金利」に変更できます。
全期間固定金利タイプ
- 全期間固定21~25年: 年1.63%から年1.71%
- 全期間固定26~30年: 年1.73%から年1.81%
- 全期間固定31~35年: 年1.79%から年1.87%
- お借り換えの場合は、上記の最下限金利のご利用が可能です。
アドバイス
アドバイス
住宅ローンを選ぶ際は、金利だけでなく、返済計画やライフスタイルに合ったプランを検討しましょう。具体的な情報やシミュレーションが必要な場合は、専門の住宅ローンアドバイザーに相談することをお勧めします。
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